茶の本

茶の道は、とても奥深くて初心者にとっては難解な道に感じるでしょう。

この本が、茶の道の素晴らしさを優しく教えてくれます。
茶道についての基礎知識だけではなく、日本人の謙虚さや奥ゆかしさについても語られています。

茶道は、日本の伝統的か儀式の1つです。
ですが、日本には他にも素晴らしい儀式があります。

華道や禅といった、他の儀式との関わりについてもわかりやすく解説されているため、日本独特の文化を理解する事もできます。

茶道では、作法はかなり重要な要素です。
その美しい動作は、まさに芸術の域と言えます。
この本で、改めて茶の作法について学んでみるのもいいでしょう。
そして、茶の世界が日常生活に大きく影響を与えている事もわかります。

読みやすい文と共に掲載された、大川裕弘さんの美麗な写真も魅力の一つです。
大川裕弘さんが撮った写真の数々は、静寂の中でも生き生きとした印象を見る人に抱かせます。
本を開く事で、抹茶の鮮やかな緑や繊細で美しい茶器の数々が楽しめます。
茶の知識も身につき、視覚的な楽しみも味わえます。

茶の道を志す人にとっては、道標と言える一冊となるでしょう。

                                                                                                                       2023年4月の買取価格です