充実　茶掛の禅語辞典

茶席でお抹茶を楽しむ時に、床の間にかけられた茶掛を気にした事はありませんか？くずし字で書かれた禅語は、まるで暗号のようにも感じます。一体、なんて書いてあるのでしょう。禅語が分かれば、茶席での楽しみ方も変わります。

参考買取価格	1,500円

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著者	有馬　賴底
出版社	淡交社
出版年月	2016/2/25
ISBN/規格番号	978-4473040527
定価	11,000円

商品について

茶道では、茶そのものだけでなく茶室を楽しむ事も必要です。
その時には、必ず床の間を見てみましょう。
そこには、茶掛と呼ばれる掛け軸が飾られています。
実は、この茶掛も立派な茶道具の1つなのです。
そして、茶掛には茶席を主催した亭主の気持ちも込められています。
つまり、茶掛を見れば亭主が何を伝えたいのかがわかります。
茶掛は、亭主との心の交流にも役立っているのです。

本書には、約5300項目の禅語が登録されています。
五十音順で引けるため、調べる時にも難しくありません。

茶席にかけられた代表的な禅語の数々を、この一冊で楽しむ事ができます。
ですが、禅語の意味がわからなければ意味がありません。

なかには、禅の複雑な用語に困惑する人もいるでしょう。
そして、禅はくずし字で書かれるためなんて書いてあるかを理解するのも難しいです。
付録に「禅の用語解説」が用意され、くずし字も多数紹介されています。
禅語初心者でも、すぐに内容が理解できます。

また、「禅僧・詩人略伝」もあるため作品の深みを感じる事もできるでしょう。
禅語を理解すれば、茶席がますます楽しくなります。

2023年4月の買取価格です