
ご依頼者様の声
「研究室を整理するにあたり、長年収集してきた書籍をどうするべきか悩んでいました。専門書が多いため、適切に評価してもらえるか不安でしたが、査定は非常に丁寧で、納得のいく価格で買取していただきました。スタッフの方が書籍の価値をしっかりと理解しており、安心してお任せすることができました。」
「これまで研究のために集めた書籍が、次の研究者の手に渡ると考えると嬉しい気持ちです。」
買取担当より
吹田市の研究室へ専門書の出張査定
先日、吹田市にて大量の古書出張買取をさせていただきました。
ご依頼主様は長年にわたり国文学や言語学を研究されてきた方で、古書市場でも価値の高い専門書を多数お持ちでした。
今回、研究室の整理を機に、次の世代へと受け継がれるべき本を適切に査定し、新たな読者へと橋渡しをさせていただきました。
買取依頼の経緯
今回のご依頼主様は、大学の研究室を20年以上使用されておられました。
特に、日本語学・国語学・言語学・古典文学に関する専門書が多く、研究の第一線で活用されてきたものばかりでした。
お電話でお問い合わせをいただいた際、「研究の節目を迎え、これまでの蔵書を整理したい」というご相談をいただきました。
買取対象の書籍は非常に専門性の高いものが多く、適正な査定が求められるため、当店の専門スタッフが現地へ直接お伺いし査定をさせていただきました。
買取当日の様子
買取当日は、守衛室で手続きを済ませてから研究室へお伺いさせていただきました。
事前に整理されていた書籍が整然と並べられており、スムーズに査定を進めることができました。
学術書は年代や版によって価値が異なるため、一丁寧に査定をさせていただきました。
まだ多くの書籍が残っていましたが、約2割は研究者や生徒にお譲りされたとのことでした。
特に注目すべき書籍
以下のような貴重な書籍を買取させていただきました。
『訓點語彙集成』(全9巻セット)
『うつほ物語の総合研究1』
『古典籍索引叢書』
平安文学や和歌に関する貴重な資料
ひつじ書房の書籍多数
査定が進むにつれ、ご依頼主様から「やはり長年集めてきた本を手放すのは寂しいものですね」とのお言葉をいただきました。
しかしながら、「また次の研究者の手に渡り、活用されることが何より嬉しい」との思いも語られており、買取の仕事を通じて書籍の価値を繋ぐ意義を改めて実感いたしました。
作業後

買取後の書籍の取り扱い
今回買取させていただいた書籍は、当店の販売方法を考えて、新たな研究者や愛好家の手に渡るよう販売しようと思います。
特に、学術書は流通が限られているため、適切な市場を通じて必要としている方々へとお届けすることが重要です。
そのため、当店では、書籍の価値を正しく査定しながら、新たな読者へと繋げることを心掛けています。
まとめ
今回の買取では、約5000冊という大量の蔵書整理をお手伝いさせていただきました。
買取に際し、ご依頼主様の想いや、書籍が持つ学術的価値をしっかりと汲み取りながら、誠実に査定をさせていただきました。
個人の蔵書整理はもちろん、大学や研究機関などの大量にある専門書の買取にも対応しております。
大切な書籍を次世代へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。
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